個性的無個性

結構前に、どこかで見かけた意見に、「個性は自分で主張してはいけない」という内容のものがありました。


例えば、「いつもオチのわかりきったネタを、だらだらと引っ張った挙げ句、大したヒネりもなく予想通り終わる冗長な文章ばかりですが、それが蒲田屋の個性ですのでお許しください」ってのがダメだ、ということです。


これが、「まぁ、あの文章は確かにクドいけど、あれが彼の個性だからね」と言われるのは、他人に(ある程度)個性として認められた、ということだから良い、というわけです。


要は、主観評価か客観評価かという話です。
その意見の主は、「個性」というものは他人の客観評価のみによって認められるものであり、自分で主張する「個性」は単なる「わがまま」や「奇異な行い」でしかない、という主張のようです。


蒲田屋としては、全面的に賛成とは言えませんが、確かに納得できる部分も多いと思います。
そう思うと、このブログのページランクが上がったのも、誰かが個性を認めてくれたのかな、とちょっと嬉しくなります。
まぁ、実際は記事単位の評価であって、ブログ全体や、ましてや蒲田屋個人の評価ではないと思いますけど。


あと、「あれが彼の個性だからね」には、たまに否定的なニュアンスが含まれたりすることもあるので、それはそれで気をつけないといけない難しい言葉なのが、日本語の怖さ。


……えーと、実は、この話のネタは、ずいぶん前にネタ帳にメモっておいて、今日たまたま目についたので取り上げてみただけなんですが、書いてる途中で、昨日の記事の続きみたいな内容になってることに気付きました (^^;
不思議なもんですね。


と、いつものように適当なことを言って、きっちり締めずにうやむやのまま終わらせてしまってますが、それが蒲田屋の 個性 キャラってことでひとつ。