雲を掴むような話

去年、携帯をどうにかしたいと思ったとき、携帯電話も含めて、そろそろ身の回りの情報ツールも整理・改善していかないといけないような気がした。
情報ツールというのは、携帯電話とか手帳とか、そういう物理的なものだけではなくて、メール運用とかウェブサイトの利用方法とかまだ使ったことのないネットサービスの活用などまで含めたもの。


もちろん、急に思いついたわけでもなくて、前々から気になってはいたものの、「不便はないからいいや」とか「とりあえず使えてるからまだ大丈夫」とか言って、惰性的に過去の習慣のまま使っていた。
乗り替えたり新規導入するのが面倒というのも当然ある。
メインのパソコンを Windows 7 にしたとき、この機会にまとめて整理するか?と一瞬だけ思ったが、データや環境の移行もせにゃならんときに、新しいものを試してるヒマはないと気付いて先送りにした。


だがしかし、いつまでも新しいものを毛嫌いしていてはいけない……ことはないと思うが、人間、「今」が見えていないと古い考えのままになってしまう。平たく言えば、お年を召した方々と同じ思考になってしまう。
好きか嫌いかは別として、知っておいた方がいいことも世の中たくさんあるだろうと思う。
ありすぎて全部は追えないけど。


とまあ、流行り物に手を出すのにそんな言い訳をしないといけないぐらいの保守派だというのが事実なわけだが、危機感があるのもまた事実。
そこで、とりあえず手始めに Gmail について基本的なところだけ調べてみたが、これがまた充実した機能で驚いた。
POP3 に対応してる上にメール転送可能だなんて、ただの Webメールサービスだと思っていたが、そんなことはなかった。
これだったら、「メールはローカル派」というアナクロな蒲田屋のポリシーを充足しつつ、Webメールの便利さを享受できてしまう。


そんな情報を得て、うまく使えば便利になるんじゃないかと思えてしまったので、がぜん興味が湧いてきた。
今後、この手の話題をネタにすることも多かろうと、ブログのカテゴリーに「情報技術」を作ったほどだ。
ちなみに、「デジタル」では今一つ漠然としているし、「IT」では流行語的でやや気恥ずかしいし、「ライフハック」も割と今さら感があるのとこれも個人的にはちょっと恥ずかしいのでやめた結果、この言葉になった。


まずは、GmailGoogle カレンダーあたりから。
とりあえず、Twitter は危なそうなのでやめとく。