基本的には満足
意外と DSi LL 関係のキーワードで飛んでくる人が多いので、ファーストインプレッションなど。
やはりデカい。
というのは今さら言うまでもないというか、あちこちの紹介記事に写真付きで出ているのだが、とりあえずお約束なので。
まず外観。
上:DSi 中:DSi LL 下:ほぼ日手帳(オリジナル)
通常の DSi と並べるとそれほどでもないような印象があるけど、ほぼ日手帳と並ぶと実は結構な大きさであることが感じられるような気がする。
ちなみに、ほぼ日手帳(オリジナル)は文庫本サイズ。
そして液晶画面。
左:DSi LL 右:DSi
肝心な部分が光っちゃってるけど、まあ、わかると思うので勘弁。
写真で見てもデカいが、実物は写真で見る以上の迫力。
電源入れる前に開けてみてデカッ。
電源入れてみて DSメニューにデカッ。
ゲーム起動してみてデカッ。
てな具合に、いちいちインパクトがある。
それで、大画面化してどれぐらいいいのか、ということなんだけど、まだわからないというのが正直なところ。
いくつか手元にあるゲームを起動してちょっとやってみたりもしたが、全体的には見やすくなってやりやすいというのは確かにある。
あるのだが、手放しに素晴らしいとも言い切れず、ちょっとまだ慣れない部分もある。
というのは、画面全体を広く見渡す必要のあるゲームや、上下の 2画面を同時に見る必要のあるゲームなどは、上下画面の距離が離れたり、1画面の面積が大きくなったりしたために、視野に収まりきらなくて不便さを感じることがあったから。
簡単に言うとアレ、映画館で前過ぎる席に座っちゃった感じ。
例えば、「すばらしきこのせかい」や「ドラゴンクエストIV」。
「ドラクエ4」は意外だが、町なかでは上下画面がつながって 1つの大きな画面として表示されるので、全体を見渡すのにはやや大きすぎると思ったし、そうでなくても移動シーンでは画面全体を漠然と眺める感じになるので、個人的には DSi サイズぐらいの方がやりやすいと思った。
「すばこの」は、2画面同時戦闘という特殊性があるが、下(上)の情報を参照しつつ上(下)の操作をするというゲームは他にもあるだろうから、参考までに。
逆に、「逆転検事」や「海腹川背」のような 1画面メインのゲームはかなりやりやすかった。
これらは特に、1画面の中でも、特定の部分を注視することが多いタイプなので、こういうゲームには適していると思う。
例えば、「逆転検事」ならテキスト部分とか、「海腹川背」なら主人公周辺とか。
また、「カルドセプト」も基本的に 1画面メインだし、カードテキストやイラストを注視したいこともよくあるのでなかなか見やすくなっていいと思った。
とはいえ、このあたりは「慣れ」でどうにでもなりそうな気もする。
今はまだ DSi の大きさの方に慣れているから不自然に思うだけかもしれない。
その一方で、人それぞれベストな画面サイズは違うような気もする。
初期型DS との比較で言えば、無条件に DSi の画面サイズの方がいいと個人的には思ったわけだし、DSi LL にしても、大きくなって最高にやりやすくなったと思うゲームもあれば、デカすぎてちょっと難アリと思ったゲームもあるわけだから、なかなか言い切るのは難しい。当然だけど。
そんなファーストインプレッション。
もちろん個人の感想なのであしからず。
それ以外の部分はあまりこだわりがないというか、まだそんなに使い込んでないので書けない。
が、L ボタンの手前にある音量ボタン(DSi と同じ位置)はちょっと誤操作が起きやすい、というのは感じた。
本体が大きくなった関係上、L ボタンが遠くなるので人差し指が伸ばし気味になり、第二関節あたりで音量ボタンを意図せず押してしまうことが時々あった。
特に、アクション系のゲームでとっさに L ボタンを押すような場合に起きやすかった。
まだ 1、2時間ぐらいしか使ってないのに、数回やってしまったので、たぶん今後は改善されそうなポイントではないかと思う。
とりあえずこんなところだけど、多少なりとも参考になれば。