選択肢は増えた

新聞の勧誘が来た。
なんかそういうのも新鮮。


最初、はっきりした内容を告げずに、「この辺担当してます」とか「前にも他の者が来ましたよね?」「入居後 1年以上経ってる方のところに来てます」とか何しに来たのか全然わからないような物言いで、全然理解できなかった。
そりゃま、最初に正直に名乗っちゃったらドア締められて終わりだもんなぁ。


で、なんだか怪しいから、こっちも曖昧な答えを繰り返して、お互いかみ合わない話が空中で飛び交うドッグファイトがしばらく続いた後、やっと「新聞取ってくれ」って言いたいんだ、ってわかった瞬間から急展開。
だって、こっちはどう頑張っても契約が切れる来月下旬には退居しないといけないから、正直に話すだけで取らない理由としては十分。
それでも 1か月だけ取って、とか言われる可能性もあったけど、そこまでじゃなかった。
それに、本当に入居 1年以上の人のところに回ってたようで、この部屋の住人が変わっていたことに心底驚いてた様子。


もちろん新聞取る気などないが、いただいた新聞袋とゴミ袋はありがたく使わせていただく。
この上なく実用的でうれしい。


しかし、新聞とテレビがないから、世間の様子がまるでわからない。
もらったメールの「花粉がひどく、毎日、まるで前大臣の会見のような状態です」という文章の意味を理解するのに結構考えてしまったほど。
変化した生活パターンを楽しめてる(アレルギー症状を除く)のはいいけど、世の中何事もトレードオフなんだなぁ、と思う今日この頃。


さすがに、このままずっとこれはヤバいと思う。
でもなんか、おいしいとこだけ取り入れられたら、これからの生活にメリハリがつくかも。


そんなに甘くないのがトレードオフなわけだが。