ちょい古RPG編

さて、このへんで、最近(?)やったゲームの蒲田屋的評価をざっと並べてみたいと思います。
ゲームの出来の参考にしてもらうというよりは、蒲田屋のゲーム嗜好や、評価時に重視するポイントなどを理解してもらえれば。


今回載せるのは、ブログ開設前にやってた日記サイトに書いた記事のまとめです(当時の記事はサーバ容量不足により、ネット上にはもうありません)。
2002年〜2003年(古っ)にやったゲームについてです。


蒲田屋は、ゲームやりまくり生活の時期と、ゲームほとんどやらない生活の時期が極端な人なのです。
2002年より前は、その「やらない生活期」で、2002年になって初めて PS2RPG をやったらハマった、という年です。
実はその、PS2 初めての RPG が「ワイルドアームズ アドヴァンスドサード」で、この面白さに感動し「PS2RPG って、こんなに面白いのかッ?!」と勢い付いて、立て続けにその時期に出てた RPG ばっかりやりまくった時期です*1


蒲田屋のワイルドアームズ好きは、この感動のせいで刷り込みがあった可能性もありますが、その後の客観的分析から、本人的には否定しています*2


前置きはこれぐらいにして。
以下、2002年〜2003年にプレイしたゲームの評価一覧です。
点数だけでは寂しいので、少しコメントも。
評価基準表はこちら
ちなみに、プレイ順に並んでます。

  • ワイルドアームズ アドヴァンスドサード …… 95点
    • 文句なし
    • 初心者に優しく、上級者にも手応えあり
    • よくできたストーリーとゲームバランス
    • あえて難を言うなら、ちと面倒な部分がいくつかあるかな
    • 今、廉価版が \1,800 らしいので、だまされたと思って是非



  • ワイルドアームズ …… 70点
    • なんか普通だったかな? がクリア後の第一印象
    • PS1(初代プレステ)だけど戦闘シーンが 3Dキャラ
      • 今見るとグラフィックスの質はさすがにキツいものがある
    • ストーリーはなかなか良かった、と思う
      • 発売当時(5〜6年前)は斬新だったはず。
      • WA3 や EP1(ゼノサーガ)をやった後だったせいで普通っぽいと感じたのかも


  • ワイルドアームズ セカンド・イグニッション …… 89点
    • 個人的には近年の最高傑作
    • ただし、万人にお勧めできるかどうかは微妙なので、この点数
      • 演出にややクセあり。ファンの間でも賛否あり
      • PS1 のゲームなのでビジュアルもイマイチ
        • でも、ワイルドアームズより良くなってるのが頑張ってる
        • 戦闘シーンだけでなく、フィールド、ダンジョンも 3D化
      • ゲームバランスもちょっと……
    • でも、テーマやストーリーが最高
    • なぜこれがリメイクされないのだッ!!


  • 幻想水滸伝III …… 66点
    • 結果的に長く遊んだ、という事実を重く見た評価
    • 正直、戦闘、ゲームシステム、バランスなどの基礎要素はどれもイマイチ
    • ストーリーはそこそこ、かな
      • 3人の主人公のザッピングというのが新鮮だっただけかも
      • 実は、これが幻想水滸伝初体験
      • なので、過去シリーズとの絡みとか全然わかんなかった
    • 長く遊んだのは、108星を集めるのに時間がかかっただけ、かも
    • あんまり褒めてないとこからお察しください


  • ポポロクロイス 〜はじまりの冒険〜 …… 3点
    • ゲームとしての体をなしていない
    • 論外


  • ダーククロニクル …… 45点
    • 注:好きな人は好きかも
    • とりあえず、当時のキャッチフレーズは大嘘
      • RPG らしい RPG
      • どこがやねん
      • アイテム関係はいろいろ面倒だが、本質的には ただのアクションゲーム
      • 成長するのは武器。それも材料集めて改造。経験値という概念はない
      • 自キャラにレベルはない。最大HP はアイテムを拾うとアップ
    • クリア後の印象は、「延々と続く『鬼武者』」(爽快感はなし)
      • なんとかクリアはしたが、かなりキツかった
      • ぶっちゃけ、飽きた
    • こういうジャンルが好きな人にはいいのかも
      • 不思議のダンジョン」系(ローグライク)な自動生成マップ
        • ただし、腹は減らないので活動限界はない
        • その分、毎回毎回ダンジョンを隅々まで回る必要がある
      • 新しいアイテムを作る発明システム、武器を合成して強化するビルドアップ
        • ドラクエVIII」の錬金釜と違い、やらないと敵に太刀打ちできなくなる
        • トライアルアンドエラーを厭わず、発明や合成作業に熱中できる人ならいいが……
        • 武器成長の派生ツリーも未知。弱くなる派生もある
        • もちろん材料集めも必要
        • 攻略本か攻略サイトなしでクリアするのは無理なのでは……
    • 蒲田屋はこの作品でレベルファイブの資質を理解した


  • アークザラッド 精霊の黄昏 …… 20点
    • かなりひどい
    • 全ての要素において劣悪
      • 特に戦闘システムとバランスは最悪
        • 基本的に、戦闘がダメな RPG は、それだけで致命的
        • 攻撃時の位置取りという要素がある
        • フロントミッション(4とか 5)」のように、移動→攻撃
        • 背後判定があるので、毎ターン敵味方とも背後の取り合い
        • しかも 1バトルにやたら時間がかかる。どえらくかったるい
        • 戦闘での戦略性を高めようとして失敗した典型例
        • 蒲田屋は、1度戦闘が終わると、疲れてやめてた
        • バランスが悪く、成長ペースと敵の強さの上がり方がマッチしていない
        • 終盤、突然敵が強くなって、詰まった
        • 1バトルで嫌になる戦闘を繰り返してレベル上げをする気力がなく、結局クリアしていない(ただし、最終ダンジョンまでは行った)
      • ストーリーもダメ
        • マニュアル読んだ時点で想像がつく
        • その想像がゲームを始めてすぐに確信に変わる
        • そして本当にそういう展開になる
    • ただつまらないだけなので、バカゲーにもなり得ない
    • ストレスしか得るものがない


        • -



と、これだけの RPG を立て続けにやったわけですが、その結果、WA3 のときに感じた「PS2RPG って、こんなに面白いのかッ?!」というのは、誤解だということを痛感しました。
やっぱピンキリ。


追い追い、上記以外のタイトルについても簡単に、ものによっては詳しく評価していきたいと思います。
もちろん、RPG 以外も。


ちなみに、2003年4月にラグナロクオンラインを始めた結果、他のゲームにほとんど手を出さなくなったため、その後しばらくは評価対象がありません。
PSPNintendo DS を入手した 2005年あたりから徐々に再開し、2006年後半は再び「ゲームやりまくり生活期」と言えます(ただし、先日の記事にて終了宣言)。


この極端な生活パターンには、我ながらどうしたもんかと思いますが、基本的にシングルタスクの人間なので (^^;;


追記:
今回挙げたタイトルは、どれもシリーズ作品ですが、全てシリーズ初体験です(WA、WA2 は除く)。

*1:多分、その前にやった「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」があまりにもアレだった反動もあったと思う。

*2:上記一覧のゲームを全て終えた後、もう 1度 WA3 を始めて完全クリアしている(アークザラッドがあまりにひどかったので、口直しに)。さらに 2003年末、面白いゲームが手元になかったので、また WA3 をやってクリアした。1、2回目は Exファイルキーコンプリート。つまり、ラギュ・オ・ラギュラ(完全体)討伐(= ABYSS 攻略)。3回目は普通にクリアしただけ。それだけ何度もやってるのは、やっぱり蒲田屋にとって面白いゲームだという証拠だと思う。その後、いくつも他のゲームをやってきたが、最近になっても、WA2 や WA3 をもう 1度やろうかな、と思うことがある。ついでに言うと、別記事にも書いたように、WA:F 以降はイマイチだと思っているので、無批判にシリーズなら面白いと思っているわけでもない。WA:F 以降のシリーズ作品の評価は、また別の機会に。