やむ落ち

昨日発表した「無期限休止のお知らせと理由」は、かなり長文になってしまいましたが、実はあれでも結構頑張って削った結果の文章なんです。
いろいろ書いてるうちに、昔話になってしまったり、ポリシーの話になってしまったり、休止とはそれほど関係の深くない話(まったくないわけじゃないですが)が増えてきたので、そういう部分は読んでいただく方のことを考えてカットしました。


でも、せっかくいろいろ考えたし、文章にもしたし、いい機会だからちょっと書いちゃおうかな〜、というわけで、休止宣言しといて何なんですが、しばらく ROネタで文章書くかもしれません。
おヒマな時にでも、覗きに来ていただけると幸いです。




というわけで、やむ落ち第1弾は、蒲田屋のプレイ歴と露店創業のお話。


今までのプレイ歴を少し振り返るとこんな感じです。
ROを始めた 2003年は、リアル生活が乱れていたせいもあり、廃プレイと言っても良いほどのハマりぶりでした。
当時はお金を稼ぐという発想がなく、かなりの貧乏プレイで装備も貧弱でしたが、接続時間や知り合いの多さはこの時期が一番でした*1


その後、2004年になってからはリアル生活を健全化、優先させた結果、狩りはほとんどソロ中心、たまに知り合いと一緒になれば小規模PT、それ以外は放置露店のみというプレイスタイルになりました。ダラダラとチャットをする時間的余裕もなくなり、ギルドの溜まり場にも顔を出さなくなっていきました。


それは時を追うごとに顕著になり、狩りは数日に 1度、覚醒 1本分の 30分のみ、接続時間が極端に少なくなったので、知り合いにはほとんど会わなくなり*2、会話もなく、オンラインゲームであることを忘れるようなスタイルになっていました。
狩りの時間が減少すると、相対的に放置露店の時間が増加することになり、その結果、いつも出ている露店というイメージができました。
長期間職位として表示していた「Not Cheap But Open」は、安くはないがいつでも営業している、というニュアンスでした。創業当時、あの場所には多くの露天商がおり、それらに比してやや高めの値段設定は、いつも営業していることの付加価値として受け入れてもらえれば、と差別化の一環としてのことでした。


しかし、モロク南カプラ付近の露天商は徐々に減っていき、日によっては「蒲田屋」しか出店していない事も多くなり、最近では独占状態と言っても過言ではないほど、他の露店を見かけなくなってしまいました。
今まで通りの値段のまま独占状態になっても嬉しいことはなく、寂しさの方が先に立ちました。
そのうち、おこがましくも、使命感のようなものを感じながら露店を出す日々となりました。


今の南カプラ周辺の様子を見ると、私がなぜあんな BOTの溜まり場で露店を出しているのか不思議に思う方もおられるでしょう。
実は、昔はあんなにひどい場所ではなかったのです。


今では信じられないかもしれませんが、蒲田屋の創業当時、あの場所では多いときには、5,6軒かそれ以上の消耗品露店が並んでいました。
そこに新規参入するにあたり、お互いが接近し過ぎたりせず、商品補充に便利なカプラと道具商人(NPC)の両方に近い場所を選んだら、たまたまあそこになったんです。
ちょうどカプラを取り囲むような感じで露店が並び、結構賑わっていたものです...(遠い目)。
いやまぁ、今は別の理由で賑わってますけど。


モロク南カプラ付近に露店が出なくなった理由はわかりません。
やっぱり BOTの群れが精神的に耐えられなくなったのかもしれないし、他の場所の方が儲かるからかもしれないし、狩場がモロク近辺だったから出してただけで、レベルアップに伴う狩場の変更のせいかもしれないし、もっと他の理由かもしれません。
そういえば、「蒲田屋」から見える範囲だけでも、いくつか(大小問わず)ギルドの溜まり場がありましたが、今はそれもごくわずかです。


それらを全部 BOTのせいにするつもりはありませんし、実際そうではないでしょうが、やっぱり住みにくい世の中だと寂しさを禁じ得ません。
それだけに、今でもモロクに在住しているプレイヤーの役に立てればと思ってやっていましたが、それも投げ出す形になってしまって、心苦しく思います。


なんだか取り留めなくなってきたので、このへんにしときます。
感傷的な思い出話になってしまいました。すみません。




...そういえば。
どうして私はノーグハルトのマニュアルパッチをダウンロードし、あまつさえパッチを適用しているのだろう。
習慣とは恐ろしい。

*1:実はこの時、あまりに装備・資産が貧弱だったせいで、どのキャラも育成に行き詰まり、本気で引退を考えました。しかし、やめる前にできるだけのことはやってみようと、今まで頑なに嫌っていた商売に挑戦するために誕生したのが「蒲田屋」なのです。ちなみに、ファーストキャラかつメインキャラのハンターが木琴フードを入手したのは、商売が軌道に乗った 2004年になってからです。そのときのレベル、実に 73。しかも DEX先行。アンクル万歳。

*2:私の接続時間もさることながら、廃プレイ時には多くいた友人達も次々に引退、ギルドの解散などで友人の絶対数がかなり減少していたことも影響。また、プレイ時間減少のため、臨時参加や新ギルド加入などの新しい友人を増やす行動をとらなかったせいもある。