痛い人

体調、回復してました。


なんだ、「してました」って。
まあ、してたからしてたとしか言いようがないんだけど。
正確に言うと、風邪は治ってました、か。


実は蒲田屋、ちょっと特異体質があって体調を崩しやすい。
明らかになったのはつい去年の 8月頃。
そのため、まだ自分の体質について把握し切れていないことがいろいろとあるのだが、今回もそちらの影響を正しく切り分けられずに、いつまでも風邪が長引いていると思ってしまった。


確かに微熱が続くのは、その体質から来る典型的な症状だったのだが、今回は風邪でも熱が出ていたので混乱した。
ちなみに、過去、ブログで散々「原因不明の体調不良」とか「熱っぽい」とか書いてダウンしていたのは、おそらくほとんどがこれ。
とりあえず原因は明らかにはなったが、対処法がないのでうまく付き合っていくしかない。


まあ、邪気眼背負ったつもりで中学二年生風に楽しむことにする。
ていうか、体内に自覚がないまま制御不能な魔物が棲んでいて最近その存在に気付いたとか、そのものじゃないか。
引き替えに何か特殊能力に目覚めてもいいと思うのだが、残念ながら円周率を小数第二十位まで暗唱できるぐらいしか特技はない。


ともあれ、風邪のせいで眠っていた邪気眼を目覚めさせてしまい、丸一週間ほど棒に振ってしまった。
少年マンガ的には、自らの内に棲む魔の者を制御する力を得るために修行に行くところだが、努力や根性という言葉は苦手なので嫌だ。
できれば、ライトノベル的に魔を狩る血筋の美少女が現れていい感じになる展開を期待したいところだが、たぶん、その場合は代償に命を賭けてこの世界の存在を守らなければいけなくなったりするので、そんな重いのも嫌だ。


現実的な落としどころはどこだろう。