経験値獲得

26日(日)に参加した、テニススクールの交流戦の話題を懲りずに引っ張ります。


とりあえず遅刻はしなかったと昨日は書きましたが、実はかなり危ないところでした。
さすが蒲田屋。


事前にかなりしっかり乗り換え情報アプリで確認してから行ったんですが、乗換駅の手前で乗っていた電車が停止信号で一時停止。
それでも乗り換える予定の急行は接続しているだろうから、絶対に待っていてくれると思っていたら、なぜか行った後。
慌てて時刻表をチェックして、その後に来た快速に乗ってギリギリセーフという顛末。


教訓:
何事も予定通りに行くとは限らない。
スマホは偉大。


森林公園駅からリゾートホテルの送迎バスに乗って移動。
到着したときになんとなく違和感を感じましたが、他の参加者はバスを降りてそのまま更衣室へ歩いて行くので、流れに乗ってついて行きました。
着替え終わって、履いてきたウォーキングシューズを袋に入れてテニスバッグのシューズポケットにしまおうとしたときに、昨日書いたファスナーロック事件が発生しました。
最初は、ちょっと頑張れば解決しそうな気がしたのであれこれ試していましたが、どうやら簡単にはいきそうもないと悟り、後でゆっくり取り組もうと諦めました。
そうやって一人バッグと格闘していたら、最後の退室になっていました。
急いで荷物をまとめて、部屋の電気を消して外に出ました。


そのときに気付いたのは、次にどこで何をするのかまったく知らなかったということ。
いきなり迷子です。
とはいえ、いい大人なので途方に暮れたりはせず、とりあえずロビーの方に行けば誰かいるだろうと歩き出したところ、男性陣より準備に時間がかかるのであろう女性陣数人が更衣室から出てきたので合流して事なきを得ました。


「初参加なんで段取りわからなくて〜」と言い訳がましく迷子状態を弁解したところ、「そうですよね、みんな勝手知ったる感じで動いてますけど、説明ないですもんね。このあとは、11:00 までコートが開かないので、ロビーで待機です」と教えてくれました。


ロビーには小さなテーブルに 4つの椅子があるテーブルセットが何組もありましたが、遅めに到着したため全員が一緒に座れる席はなく、空いている席にばらけて座る形になりました。
蒲田屋は、ロックしてしまったファスナーをなんとかしたかったので、誰もいない席に座り、一人で悪戦苦闘していました。


しばらく試行錯誤を繰り返した後、もうこの場ではこれ以上改善することはなく、下手をすれば開きっぱなしになって帰りに困ることになるような気がしたので、帰宅してから対策を考えることにしました。
そのとき、時計を見ると 10:45。
まだ時間もあるし、ちょっとトイレに行っておこうと思い、少し離れた更衣室の隣にあるトイレに行きました。


そしてロビーへ戻ってみると、誰もいません。
なにこのどっきりカメラ状態、と思いつつも、さすがに何があったかは容易に想像がつきます。
しかし、後を追おうにもコートの場所がわからないためフロントで聞こうとしましたが、他の利用客の対応をしていて受付係の手がふさがっています。
仕方がないので、緊急連絡先であるコーチの携帯電話に電話をかけますが、出てくれません。


そうこうしているうちに受付係の手が空いたようなので、コートの場所を聞こうとしているところで、コーチがやってきました。
そこで気がつきました。
あ、今日、コーチの顔見るの初めてだ。


ここでやっと着いたときの違和感に気付きました。
引率がいないんです。
参加者 24人+コーチ 2人の団体(各スクール 12人+1人)なんですが、コーチはテニスコートの準備などがあったらしく、2人とも少し早く現地入りしていたようで、生徒が到着してからコートに移動するまでの間、一度も姿を見せていませんでした。


教訓:
次にすることは確認しておく。
区切りの時間には余裕を持って臨む(コートには、11:00 の 10分前に移動していたらしい)。
物事の優先順位を冷静に考える。
自分が何かを仕切るときは全体を把握・コントロールすることを忘れない。
自分が直接仕切れないときは、誰かに現場の仕切りをお願いする。
バッグが壊れるなんてのは想定外でいい。たぶん。


普段あまり大きなイベントに参加しないタイプの蒲田屋には、日帰りのテニスツアーでも非日常感のある小旅行です。
その上、交流戦とはいえ初試合ということで、それなりに緊張感がありました。
それがいきなり、電車に置いて行かれて、バッグは壊れて、チームメイトにも置き去りにされて*1、初っ端からなんだこの試練はと気が重くなりました。


しかし、その後は特に大きなトラブルはなく、まあそこそこの成績で初試合を終えられたのは先日書いた通りです。
全体的には非常に楽しかった一日で、今思えばハプニングもいいスパイスだったと思えます。
こうしてネタになったし。


ていうか、本来の本題であろうはずのテニスの話がまったくないのはどうなんでしょうか。

*1:一緒に更衣室からロビーに来た人が、コーチに「蒲田屋さんがいませんよ」と言ってくれていたので、本当に置き去りにされたわけではない。単にイベントの進行が下手だったというだけ。