できるうちに頑張る

久しぶりにテニスレッスンの日が晴れたので、やっと本来のクラスに出席できた。
振り替えもたまっていたので、在籍クラスの前の時間帯も取って、2コマ連続で受講してきた。


先週、ストリング(いわゆるガット)の張り替えをお願いしていて、今日出来上がりだった。
今回は思うところあって、今まで使ったことのないストリングを張ってみたので、受け取る前は期待と不安が入り交じっていたが、実際に打ってみると予想以上にいい感触で、使い続けていくうちにさらに馴染んできた。


しばらく使ってもっと慣れれば、かなり安定しそうな雰囲気で大満足。
自分のスキルがダイレクトに反映されるタイプのストリングなので、予想外のパワーアシストで飛びすぎることもなければ、ミスショットをカバーしてくれることもない。
良くも悪くも本人次第。
そっちの方がわかりやすいし、練習のしがいがあって楽しい。


ただ一つ難点は、硬いこと。
硬いから変に飛びすぎたりしないのだが、それだけにしっかりとスイングで飛ばさないといけない。
衝撃の吸収力も高くないので、ミスショットはもちろん、クリーンヒットでも手に衝撃がそれなりに来る。
だから必然的にラケットをしっかり握ることになるのだが、おかげで手のひらの筋肉が痛くなってきてしまった。


実は、去年の夏に右手にちょっと大きなケガをして、3か月ほどほとんど使えない時期があった。
ケガは完治して、日常生活ではまったく問題がないが、こういう負荷のかかることをすると、さすがにまだ以前と同じパフォーマンスは出せない。
というか、蒲田屋の生活だと、テニス以外で握力なんて鍛える機会ほとんどないわけで、そういう意味では、まだリハビリ中だ。


その上、今まではかなり柔らかめのストリングで打っていたせいで、柔らかなグリップでもよく飛んでいたから、あまり握力が上がらなかった。


レッスン中からすでに筋肉痛だし、終わってからもいつまでも痛い。
今はさすがに少し落ち着いたが、手を握るとやっぱり痛い。
物をつかむ動作がきつい。
これ、寝て起きるとまた激しく来るんだよね……。


道具がジャストフィットで嬉しい一方で、体が着いていかない。
なんか年を感じる言い回しだな。
事実だけど。