個性の一部

先週ドタバタしながら行った血液検査の結果が出た。
別に健康診断目的で検査したわけではないので、内容にさほどの重要性はないのだが、健康状態がダイレクトに現れる検査だけに、期待と不安があったりもした。


結果的には、一部、基準値をオーバーしている項目があったものの、特に気をつけるべきことはないと言われた。
基準値をオーバーしている項目の 1つに HDLコレステロールがあるのだが、これはいわゆる善玉コレステロールなので(異常にでなければ)多くても問題ないそうだ。
とはいえ、まあ、基準値があるぐらいだから、あんまり標準から離れるのも実際はどうなんだろうか、という気もするが。


あと、ややオーバーしたのは好酸球
医師には、誤差の範囲と言われたが、ネットで軽く調べると、アレルギー持ちは上がりやすい要素らしい。
ああ、アレルギーでかかってる病院だから、なんというか、意外性がなかったって事か、医者的に。
と、理解した。
実際のところはわからないが。


あと、LDLコレステロールが基準値以下だったが、これは悪玉コレステロールらしいので、まあ、先ほどの話を当てはめれば、低い方がいいんじゃないかと。特に触れられなかったが。


そして今回、一番気になっていたのが中性脂肪
検査をすっぽかしているのを思い出させてくれたキーワードでもある。
なぜ気になっていたかというと、数年前に結構派手に減量して以来、このあたりの数値は気にしなくてよくなったはずなのに、実は毎回基準値オーバーだったりしていた。


正直に言えば心当たりはなくもなく、ぶっちゃけ、血液検査あるのに普通に食事してから行ってしまうからだ。
今は会社での集団健康診断というような生活ではなくなって、個人で病院で受診しているのだが、受診の通知を見ても、特に食事を抜いてこいとはなぜか書いていない。
だから、さすがに直前は控えるものの、4時間前ぐらいには食事をしてしまっていた。


そんなわけで、「今までの検査で中性脂肪が高いのは当日の食事のせいだ、本当はそんなに高くないんだ」と自分に言い聞かせてきたが、それが単なる言い訳なのか、本当に高くないのか、それを確かめるため、今回はしっかりと食事を抜いて検査に臨んだ。


本当は、お昼前に起きてすぐ病院に電話して、予想外に当日に検査が受けられることになったので、そのまま断食を決意しただけで、事前に計画していたわけではない。
その大慌ての決意のおかげで、結果、17時間前から絶食という状態になった。
むしろ、空腹を通り越して、飢餓状態だった可能性もあるが。


そんな努力、というより遅起きの甲斐あって、中性脂肪の数値は前回より 100 も下がった。
単位がわからないので、それがどの程度のことかはわからないが、基準値が 50〜149 となっていて、その幅が 100 なので、そこから推測すると、ずいぶん下がったのではないかと。
まあ、食事して測った数値と比べても仕方ないが。


ともあれ、これで胸を張って「血液検査してもまったく問題なかった」と言えるようになった。
よかったよかった。一安心。
健康っぽいぞ、蒲田屋。


不健全だけど。