順当

蒲田屋が普段愛用している天気予報サイト、tenki.jp日本気象協会)。
iPhone では、ウェザーニュースのアプリを使っているので、微妙に予報の内容が異なるが、それはそれで参考になることもある。
とはいえ、在宅中はデスクトップPC で tenki.jp、外出中は iPhoneウェザーニュースを見るのが一番自然なので、よほどのことがない限り、両方を見て検討することはないが。


この 2つの天気予報、3時間ごとの予報が見られて便利(ウェザーニュースの方は 1時間ごともある)なのだが、すでに過ぎ去った時間の予報が後から変わることが時々ある。
どういうことかというと、午前中に見たときには、12時台の予報は「晴れ」だったが、実際にその時間になったら小雨が降ったようなときに、18時に予報を見返すと、いつの間にか「曇り時々雨」になっているような現象。


それはそれでログとしての価値があるので振り返るときに便利なこともあるが、後からつじつま合わせんなよー、と思わされることも時々ある。


今日がそれだった。


結構な雨の予報なのは前日からわかっていたし、実際にそれは予報通りだったのだが、問題は気温。
昨日の時点でも、今日の昼頃でも、15-18時台の気温予報はなぜか 17度とか 18度だった。
しかも、南風が風速 10m/s の時間帯もあったりして、なんだか異常に暖かそうな予報だったので、あんまり厚着すると大汗かいて大変だろうと少し薄着で出かけることにした。


そうしたら寒い。
電車に乗って降りて歩いても寒い。
用事を済ませて歩いても寒い。
帰りの電車に乗って降りて歩いても寒い。
かなり寒い。風も冷たい。


ちょっと、話が違うじゃん、と思いつつ、帰宅して天気予報を見直したら、しれっと 8度・北風2m/s とか書いてあって、やられた感でいっぱいになった。
まあ、晴れるはずが大雨とかよりはよっぽど害がないわけだが、それにしても、こういう極端な予報を信じて裏切られたときは寂しい。


かなりイレギュラーな予報だったので、ちらっとウェザーニュースの予報も見たのだが、そちらも当初は暖かい予報だった。
ということはまあ、基になる観測データの内容に誤差があったと理解するべきなんだろうけど、ウェザーニュースの方も、後で見返すと、さらっと後からつじつまを合わせてくれちゃっているのがなんだか憎らしい。


今回の教訓としては、相手が天気なんだから、部屋の中で他人の意見だけ見て鵜呑みにするんじゃなくて、自分の肌で確かめろよ、というところだろうか。
そういう感覚磨くのは大事だよなあ。知識じゃなくて五感を使うみたいな。


で、たぶん、近いうちに「予報を信じていれば良かった……」というネタが登場するわけだな。

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書いた後に発見した。
やっぱり難しい予報だったらしい。