もしくは全部別個

昨日の話題を引きずって、ディスプレイネタ。
テレビどうしよう、ということを考え始めると、どうしてもディスプレイの運用を考えざるを得ない。


蒲田屋にとっては、割と最近まで DVI ですらニューテクノロジーだったので、HDMI 接続は馴染みがなかったのだが、Mac を併用するようになって、便利さに気がついた。


その便利さとは、音声情報も伝達してくれるところではなく、ケーブルが細くて柔らかいことだ。
密かに重要じゃないか、これは。


蒲田屋の環境ではディスプレイ側のポート数の制限で、VGA も DVI も併用してごちゃごちゃに配線されているのが現状だが、そこに手をつけようと想像する度に、ケーブルの取り回しの良さは大事だと思えてくる。
もしかしたら、SCSI はそんなところでも USB に負けていたのかもなぁ、などと無理矢理結びつけてみる。
USB は登場初期の使い勝手は結構ボロボロで、枯れてた SCSI の方がよっぽど安全だったのに、その後急速に浸透しちゃったあたりは、この辺にも理由があったりするのだろうか*1


見たことはないが、たぶん、DisplayPort も Thunderbolt もケーブルは細いんだろう。
規格が多すぎて面倒だという感想はあるけれど、便利な方がやっぱりいいな、とは思う。
でも、今、最新の液晶ディスプレイにも VGA のポートはしっかり搭載されているところを見ると、そう簡単に滅びるレガシーインターフェースではなさそう。


何気にアナログ信号って切り替え早いから便利だったりするんだよね、実際。
DVI 接続にしてから、1台のディスプレイを複数の機器で切り替えて使うのが結構不便に感じるようになってしまった。
そういうのも考えて、この先のシステム構成考えないといけないんだけど、もうどうやってもごちゃごちゃになるだけっぽくて気が重い。


やっぱりディスプレイにしろ、コンピュータ環境にしろ、1台にまとめるべきなんだけど、そんなにうまくはいかないんだよね、これが。

*1:SCSI のコネクタ、種類がいっぱいあって面倒すぎる、と思っていたが、今の USB を見たらそれ以上だった。普及した規格の宿命かも。