わかっちゃいるけど

自宅のポストに入ってた。



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一部、文字がにじんでしまっているのはご容赦。
雪のせいだ。


消してあるところには、この辺で一番近いコンビニの名前が入っている。
このあたりには数軒の事務所があるので、きっとそのうちの誰かが被害にあったんだろう。
もしかしたら、近所で新築工事中の関係者かもしれない。
印字がインクジェット(水でにじんでる)だから個人の可能性もあるか。
結局わかんないな。
まあ、誰でもいいや。


確かにありがたい忠告ではあるけど、まあどうみても腹いせだよなぁ。
気持ちはわからんでもないが、店長に言ってやれよ、というのが第三者としての感想。
とはいえ、かなり以前から評判の良くない店なので、ある意味、自業自得かもなぁ、とも。


事実、蒲田屋ももう 十数年以上(一番近いにもかかわらず)自然とこの店を避けていて、二番目に近い店か三番目に近い店に行っている。
それまで、コンビニなんてどこも同じだろうと思っていたし、実際売ってる物は大差ないわけだけれど、だからこそ、品揃え以外の部分で差がつく事を知った。


それはたぶん、決定的な何かがあったわけではなく、その店でのちょっとした「やだな」という感覚の蓄積と、他の店での「あ、ここいいな」の蓄積の結果だったんだと思う。
「日頃の行い」というのはきっとこういうことを言うんだろう。


そういえば、この店には数年前に強盗が入った。
不満や私怨による犯行のはずはないが、周辺に 4軒、少し足を伸ばせばさらに 5軒、もっと広げればいくらでもコンビニが見つかるような地域において、ターゲットにされるというのは、他にそれなりの理由があったんじゃないかと思う。


今回の件も、単に「チャイナリスクこわいねー」「ねー」で終わらせてもネタとしてはアリなのだが、事の本質はそれだけではないような気がしたので、終わらせられなかった。
結果として、一種のチャイナリスクが表面化したのは事実だが、そこに至る過程で「日頃の行い」がじわじわと影響していたのではないかと思うからだ。


それは別に、コンビニ経営に限った話ではない。
たぶん、何事もそうだ。
他人の事は言えない。
自分を顧みれば、ここまで書いた文章は全部消したくなる。


でも、せっかく考えたんだから忘れないように残しておこう。
それで、これからに活かせればベストだけれど、そんなに簡単なもんじゃないよね。
ま、覚え書きってことで。


とかなんとか。
紙切れ一枚から始まる思索の泥沼。
ある雪の日の。