情を報せる

iPhone 使い始めてちょうど 1年。
1年間使ってたにしては、そんなにアプリも入ってないし、そんなに活用できてもいない。
でも、日常生活での便利度は間違いなくアップしている。はず。


とりあえず、出歩くときは肌身離さず持ち歩いているので、ケースはボロボロ。

マット加工の素材が剥げて、夏の終わりのような哀愁を帯びているのがもののあはれを感じさせる。これも味。


でも、角が割れてきていて、実用上不安になってきた(うっかりするとケースが外れる)ので、さすがにどうよ、とも思う。
中身に(致命的な)不満はないので、2年契約の満了まで使うことは問題ないが、ケースはなんとかしないとダメだな、これは。


最近、いわゆる電子書籍的なものも読んでみるようになった。
好きか嫌いかは別として、知らないといけないことのような気がしたから。


余談だが、日本での iPhone はメーカーやキャリアのせいで、(技術者的)宗教上・人道上の理由で、興味はあるが買わないという人が結構いる。
気持ちはわかる。蒲田屋もどちらかといえばそうだった。
でも、今スマートフォン使ってない人は、最初に iPhone 買って活用してきている人と、すでに数年の差がついていると言えるのではないかと。
使い方や使いこなしテクニックなどにおいても。
買っただけでいきなりフル活用できるものでもない。


蒲田屋のように、ただ日常がちょっと便利になるぐらいの利用者ならどうでもいいが、仕事で活用して大きなメリットを得ている人もいるわけだから、思想的・感情的な理由でその価値を見逃すのはもったいないんじゃないかと思う。
とはいえ、人それぞれ捨ててはいけない何かがあるのも大事なことで。


話が逸れた。
そんなわけで、iPhone で「ブック」を購入して読んでみたりしているのだが、移動時間が短くて在宅時間が長い生活スタイルの蒲田屋には、やはりちょっと不便が多い。
その筆頭は画面が小さいことだ。


そうすると、大きな画面の電子書籍対応端末が欲しくなる。
iPad2(仮)には当初から期待はしていたが、iPhone電子書籍読みづらいから “大きな画面の iPhone” が欲しい、というパターンに陥るのは、なんというか、それでは本末転倒のような、メーカーの思うつぼのような、得も言われぬ抵抗感でどうにも素直になれない……と思う蒲田屋であった。


人のこたぁ言えねぇな!