Guardian

APEC首脳会議の警備で、あちこちに警官が立っています。
先週、用事があって国会図書館なるところへ行ったんですが、いつにも増して警官の多いこと。
まあ、名前の通りお隣が国会議事堂だから、あのへん普段から警備は厳しめですが。


地下鉄の駅でも、おそらく警備上の理由で、ジュースの自動販売機がみんなガムテープでベタベタに封印されてました。
引っ越し業者がよく使う、梱包用の後ではがしやすいテープ(緑色でやや透明のあれ)を使っているところもあれば、容赦なく普通の粘着テープでふさがれているものもあります。
メーカーの補充担当者が泣きそうです。


ある駅では、2台並んだ自販機の右側は緑のテープで、左側はガムテープでふさがれていました。
この扱いの差はなぜだろう。
メーカーが違うのか、駅長の判断か、警察の都合か。
謎は深まるばかりですが、たぶん次にその駅に行くのは首脳会議が終わってからなので、永遠に謎です。


そして、駅にも街角にも居並ぶ警官を見ていて、昔のことを思い出しました。
大抵の人は、一定間隔で立っている警官の前を歩いていると、どことなく感じの悪い思いをすると思いますが、その話をしたところ、「全然気にならない。むしろいい」と言う人がいました。


理由を聞くと、「自分のこと守ってくれてるみたいじゃん」と。


ものは考えようとはこういうことかもしれません。
当時は予想外すぎて理解できませんでしたが。


でもある意味、ものすごい自己中。