不便していないのも事実

昨日に続いて、携帯機種変ネタ。


前の機種は(不満たらたらのくせに)ほぼ 3年も使っていたので、そのときと今とでは、携帯電話というジャンルの雰囲気も違う。
端末の値段にびっくりしたのは、半年前の記事でも書いた通りだが、その他に、詳細説明書が同梱されていないというのにも驚いた(簡易版の説明書は同梱)。
機種変前にネットで情報収集しているときにそれを知り、必要ならばドコモショップにお願いすればくれる、ということだったので、機種変時に要求したら、「在庫がないので取り寄せになります。それよりはドコモインフォメーションセンターに直接依頼すれば自宅に郵送してくれて手間がかかりませんよ」と言われた。


なので、インフォメーションセンターに問い合わせてみたところ、「こちらにも在庫がないのでメーカーから取り寄せになります。もし、メーカーにも在庫がない場合、原本のコピーを製本したものになりますがよろしいですか?」とのこと。


え、コピー?
そんなに紙のマニュアルって需要ないの?
それとも逆に、少ししか作ってなかったのに需要は多かったってこと?


実は、詳細説明書は PDF版がドコモのサイトからダウンロードできるし、すでに入手はした。
蒲田屋は紙の本が好きだけれど、別に電子書籍的なものにも抵抗はない。
でも、こういうリファレンスとして使う書類は PDF より紙の方が一覧性の点で優れていると思う。ページ数の多いマニュアルなんかは特に。
もちろん検索機能が便利だというのもわかるし、印刷・製本コストを考えたら電子化の方向に向かうのはある意味当然なんだけども。


小説や論説のように、最初から最後までシーケンシャルに通読するような文書は電子文書でもいいと思うんだけど、参照用の書類はやっぱり紙がいいなぁ、と個人的には思う。
パラパラめくって漠然と流し読みしたり、机に向かってもベッドの上でもトイレでも読んだりできるし。


いま話題の電子ブックリーダーは、持ち運んで読めるという点は解決しそうだが、パラパラめくって流し読み、という部分はなかなか難しそう。
iPadインターフェイスを工夫して、それっぽい操作もできるようになってるらしいという記事を見かけた記憶もあるが、具体的にあまり覚えていないので、今日はパス。


でも、個人的には iPad より Kindle に興味が。
あの電子インク(電子ペーパー)はすごいんじゃないかな。


で、携帯電話のマニュアルの話から逸れまくってるけど、機種変更当日に頼んだ詳細説明書はまだ来ない。
まさか、連休明けってことはないよね……。