現役引退

PSP の「みんなのテニスポータブル」。
ぼちぼちとやってきて、残る要素はアイテム集めと勲章集めぐらいなのだが、どちらも面倒なだけで達成感が得られないような気がしてきたので、この辺で切り上げることにした。


理由としては、ランダム性が高いものと、カウント系のものしか残っていないから。
どちらにしても、ひたすら淡々と繰り返す必要があるので、ちょっと不毛。
あと、ダブルスで強敵相手に 1ゲームも取らせずに勝つ必要があるのだが、前にも書いたように、CPUパートナーがかなり弱めに調整されているので、正直挫折した。


プレイヤーのサービスゲームで、パートナーに空振り、ネット、ネット、アウトとかやられて 1ゲーム落とすと完全にやる気が失せる。
そこまでひどくなくても、1ゲーム中に 2ポイント取られるだけでかなり厳しくなるので、もうちょっとなんとかしてほしい。
それと、まあ、テニスゲームでは珍しくないのだが、ダブルス時のパートナーの動きが適当すぎるのも困りもの。
逆に、そこそこ上手な人間同士でペア組めば、対CPU戦はさほど難しくないのではないだろうか。


とまあ、文句ばかりになってしまったが、感想としてはなかなか面白いゲームだと思う。
テニスゲームの中では、ジャストインパクトのタイミングが他より遅めという特徴があるので、慣れるまでは苦労すると思うが、慣れると意図的に打ち分けられて楽しい。
タイミングによって、オン・ザ・ラインがジャスト・アウトになってしまったり、ナイスボレーになるはずがネットになってしまったりというようなところは、なかなかリアル。
密かにスマッシュやサーブ時に身長が影響しているあたりも細かい。


細かいインパクトシステムには賛否両論あると思うが、原因と結果が明確に示されるあたりは納得感があって、初心者にもわかりやすいのではないかと思う。
振り遅れたから狙いが逸れた、とか、打点が前過ぎるのでネットした、とか。
初心者に配慮した取っつきやすいテニスゲームだが、上級者は上級者でいろいろなことを意図的に狙うこともできるので、幅広いレベルのプレイヤーで楽しめ、なおかつテニスの爽快感を味わえるタイトルになっているかと。


そんなわけで、とりあえずここまでの蒲田屋のデータ。




そのうち気が向いたら、続きやるかな?