寒色

以前にも、家電や電子機器に搭載されている青色LED が夜中にまぶしくてかなわん、という話をした……と思ったら、書いていなかったようだが、ともかくずっと悩まされてきた。


ただ、気になりつつもそれほど影響がないときもあれば、気になって眠れないときもある。
今は、眠れないことはないのだが、睡眠時間の割に疲れが取れず、睡眠の質に疑問を感じたので原因を想像してみたところ、夜中のまぶしさのせいではないかという仮説に到達した。


緑色LED は暗闇でも単なる点の光源にしか見えないが、青色LED は広く光ってあたりを照らしてしまう。
向きを変えても壁や家具に反射して結局明るい照明となるのでやっかい。
青色LED が安価に搭載できるようになって以来、「なんとなくかっこいい」というだけの理由で、電子機器の電源ランプやインジケーターランプに安易に使われているが、これがまたまぶしくて仕方がない。


そう思ってるのは蒲田屋だけではないはずだ、と思って探してみたら、こんな記事があった。
2005年の記事だから、結構前の話。
やっぱりみんなそう思ってたんだ。


そこで、記事中の対策法「テープや厚紙で覆ったり、配線を外したり、黒のマーカーで何度も塗りつぶしたりと、方法はさまざまだ」を参考に、手近にあった Amazon箱を切り取ってランプの上に貼り付けてみたら、見事に見えなくなった。
いや、当たり前なんだけどさ。


今までは、機械の設置場所を死角にしたり、前面パネルを明後日の方向に向けるように設置したりして対応していたが、困ったことに、去年の 10月から使っているパソコンの設置場所はこれ以上工夫のしようがない。
もう一つ、テレビアンテナのブースターがこれまたでかい面積の青色パネルで、どっちに向けても壁に反射してしまう。
というわけで、最後の手段でボール紙貼ったという次第。


ついでに、緑色LED だがランプが常時点灯しているハブと ONU とブロードバンド無線ルータと NTTのルータ(ひかり電話の都合で使わざるを得ない)も向きをぐりぐりっと変えておいた。
それ以外の機器は死角にあるので大丈夫。
って、部屋にどんだけ機械あるんだと。


でも、おかげで昨日今日はいい感じに眠れたような気がする。
やっぱり睡眠環境大事だ。うん。
まあ、だからといってやる気が出るかとか作業がはかどるかとはまた別問題なのがなんとも。
だって今日寒いし。