偶蹄

先日ネタにした文鎮のメリーさん(仮名)。
なかなか活躍してくれているものの、やはり使ってみないとわからないあれこれが見えてきた。


あまり大きいのは邪魔になりそうだったので小さめのを選んだのだが、それが逆効果で、接地面積が狭いためにそこを支点に紙が回ってしまうことが明らかに。
手のひらで押さえるより指先で押さえた方が不安定なのと同じ現象。


そしてもう一つ、背が高いせいで、別の紙を重ねられないという予想していなかった不便が。
書き込まないまでも、参照用の紙がバラバラとあるようなとき、机の上で微妙な重なり具合にして広げておくのが蒲田屋のスタイルなのだが、そこにメリーさん(仮名)がいらっしゃると、重ね技のバリエーションに制限がかかってしまう。
ていうか、そんなに机が広くないので、身動き取れない。


これらの不満点を解消するにはどうすべきか、と考えたら、やっぱり書道用の横に長い「文鎮」ってことになるんだなー、という結論に。
小学校の書道の時間でおなじみのアレ。
画材屋とか行けば、もっと平べったいのとかたぶんあるし、結局そういうのが一番便利なのかも。
なるほど、あれは意味のある形だったんだなぁ、と先人の知恵に感心したり、それほどのものでもないような気がしたり。


でもとりあえず、シチュエーションと置き方を選べばメリーさん(仮名)で間に合うので、今のところはこれで。
ちなみに、ちょっと据わりが悪かったので紙貼って調整した。

意外とマメ。