お察しください

音の響きだけを重視した結果なのか、言葉の本質を省略しちゃってる略語ってあるじゃないですか。
主に最近の言葉に。


例えば、「キョドる」。
元は「挙動不審(である)」なわけだから、不審なことが重要なのにそれを略しちゃー。


例えば、「キモい」。
いいのか悪いのか言ってないよね。


他には「レイヤー」とか。
コスチュームがどっか行ってますがな。


まあ、皆まで言うな的なところもあるような気がしなくもないような雰囲気が感じられないでもないあたりが味わい深いとも思ったり思わなかったり。
場面とか文脈で理解できるようなところもあるし。
でもちょっと言語プロトコル的にはやや階層レイヤが低いかねぇ、とはやっぱり思う。


だから最近の若者は……って言うのも何か違う気がするのですよ、個人的には。
たぶん、こういうのって昔からあるんじゃないかとも思います。


例えば、「電卓」。
電子式卓上……なによ?


例えば、「燃費」。
燃料費じゃないの? なんで比率なの?


あと、「アベレージヒッター」なんてのもその類かも。
これは誤解というか誤訳っぽい部分もあるけど。


とかなんとか。
だから、いいか悪いかは別として、こういうパターンもあるのだ、と思うことにしています。


こっちの例は名詞ばかりでなんか不公平な気もするけど、思いつきで書いてるので突っ込んじゃダメ。
こういうの、真面目に調べたら面白いかもねーと思いつつ、そこまでマメじゃないのでブログネタで終わらせるあたりに性格が出ています。