Wide & High

今年の 1月に買い替えたスニーカーがどうにも合わない。
しばらく履いていれば馴染むかと思って少し我慢していたが、やっぱりダメ。


あちこち痛くなるのだが、特に、右足の外側前部(小指の付け根から真ん中あたりにかけて)が痛い。
普通に考えて、横幅のサイズが合っていない。
だが、靴屋の店員によれば、今どきは幅広サイズのカジュアルシューズはほとんど作っていないそうだ。
そんな。


一応、4E というモデルもないことはないのだが、同じ 4E でも、足型の変更で以前より細くなっているらしい。
実際、4E モデルの靴を試してみたが、やっぱり蒲田屋には狭い。
以前は、ニューバランスの 4E なら大丈夫だったのに、今回はダメ。


なんでも、世界的に幅は細くなる傾向にあるらしく、通常サイズは Dワイズ*1が標準になりつつあるとのこと。
D の次が E で、それが広くなって、2E、3E、4E なのだから、蒲田屋からすれば絶望的なことだ。


よく、現代人は間違った靴を履いているとかなんとか言う医者や専門家がいるが、そんなこと言ったって合う靴売ってないんだってば、マジで。
蒲田屋が本当に正しい選び方をマスターしているかどうかは自信がないけれども、歩いた後に痛くなるような靴は、少なくとも合っているとは言えないはずだ。


そこは、テニスシューズ選びでも苦労した部分だが、スポーツシューズの分野では、足に負担がかかるのが前提であるだけに、日本人向けに幅広のモデルを作っているメーカーは結構ある(主に日本のメーカー。ちなみに蒲田屋はヨネックス)。
これはもう開き直って、地味めなランニングシューズでも履くしかない。


でも、ランニングシューズってどれもキラキラで派手。
夜ラン時の安全性確保のために、反射板の目的もあるのだと思うが、かなり光る。
これを日常的に履くのはちょっとためらわれるのだが、外反母趾(左)と内反小趾(右)の悪化と腱鞘炎(両)の発生を防ぐためには贅沢は言っていられない。


次に見たとき蒲田屋の足元がキラキラしてたら、苦労してるんだなぁ、と察してやってください。

*1:D width。業界用語としては「ワイズ」というらしいのでここでは聞いたとおりに。