今、チップセットが熱い!

昨日の続きで、パソコンの発熱問題に対処してみる。
とりえあえず、昨日と同じ写真。



このパソコンで一番熱くなるのが、チップセットであることがバラック運用の結果判明した。
写真で言うと、本体左上のでかいファンの右下にある、銀色のシマシマがそれ。
正確には、銀のシマシマヒートシンクで、実際のチップセットはその下にあるのだが、当然見えない。


ヒートシンクは熱を発散させるための装置だから、これが熱くなるのは当然ではあるが、それにしても熱すぎるような気がする。
つまり、排熱効率が低いということだ。


ところで、実は 3週間ほど前に PCIバスに USB 2.0 のインターフェースカードを挿した(写真左下の赤いボード)。
ガワを外した写真を見ていて、その下に電源ユニットがあることに気付いた。
電源ユニットにはファンがついていて、USB カードの下に口が見えているのだが、実はこれは吸気口。
ここから吸って、本体背面の排気口から熱と一緒に排出している。


そして、一番大きなファンは CPUファンなのだが、これも見た目に反して、ファンの上面は吸気側だ。
上から吸って、(うっすら見えている)その下にある CPU用のヒートシンクに風を当てて強制冷却している。


ということは。
もしかして、その CPUファンからの風の一部がチップセットヒートシンクも冷まして、そのまま電源ユニットのファンに吸い込まれて外に排出されるというエアフロー設計だったのではないかと。


となると、その風の流れを USBカードがかなり遮っていることが写真からわかる。


それに気付いたので、USBカードを外してみた。
外したら本体ケースのカバーはつけておいた方が流れが良くなるような気もするが、とりあえずはそのまま。
これで少し様子を見ようと思ったら、今日はちょっと涼しかったし、半日外出していたので体感温度がよくわからない。
なので、もうしばらくこれで行ってみる。


そういや、以前もビデオカード増設したとたんに、発熱が激しくなったっけ。
カード自体の発熱もさることながら、エアフローを阻害するのがいけなかったのかもしれない。


……ってそれ、拡張性ゼロじゃないか、このパソコン。