紙束重い

蒲田屋が「ほぼ日手帳」を常用していることは、ときどき話題にしている通り。
とはいえ、そんなにバリバリと使い倒しているわけでもない。
実際のところ、月間カレンダーも日毎のページもメモ取り用が主な利用目的。


ということは、わざわざ手帳じゃなくてもいいのではないだろうか、と、ふと思った。
つまり、メモ帳を持ち歩けば十分ではないかと。


日毎の「1日ページ」がありがたいのは、とりあえずそこに書いておけば、後で見直したときに、いつ書いたメモだかわかる点だ。
ならば、メモ帳にメモを取るときに、日付を書くようにすれば済むような気がする。


と思って、メモ帳に移行した場合の使い方やメリットデメリットを想像してみたところ、やっぱり手帳になるんだな、という結論に達した。


いつ必要になるかわからず、必要になったときには日付がわかるようにしたくて、書いたものを後で整理し直すのは嫌だからそのまま保管できて、別の機会にも参照しやすい形でまとめたい。
……なるほど、それが手帳か。


しかしよく考えたら、これは 365日分の容量を確保しておいて、使ったページも使わなかったページも含めて、過去ログと将来のために予約した領域全部を持ち歩いているというわけだ。


手帳を持ち歩く人は情報の整理がしっかりできているような印象があるが、実はかなり無精者アイテムなんじゃないかと思えてきた。