精神的耐用年数

以前もちらっと書いたが、今使っている携帯にいろいろと不満があるので、買い替えようかなぁ、と思った。
携帯電話は本当に苦手ジャンルで、実はいまだによくわからないのだが、当時はもっとよくわかっていなくて、機種も深く考えずに選んでしまった。


どれくらいわかっていなかったかというと、携帯電話の値段が安かった頃のイメージがまだ頭の片隅に残っていたので、好きな人はホイホイと 1年おきぐらいに買い替えちゃうのが普通なんだろうなという認識があった。
だから、使ってみて不便があったら機種変更すればいいや、と思ってとりあえず画面サイズが大きめで落ち着いたデザインのものを選んだ。


そしたらまあ、見事に不便があったわけだが、実はそれが初FOMA(3G)だったので、mova に比べて 無駄に 多機能だから動作が重いのはやむを得ないのかな、と寛大に思っていた。
しかし、最近、まわりの人の携帯を見るにつけ、どうもそうではないらしいことがわかった。


そもそもは、蒲田屋とあまり変わらない時期に機種変更した友人が、携帯で撮った旅先の写真を見せてくれようとしたとき、その動作の軽快さについ「最近の携帯は動作早いねー」と言ったら、「変なトコ感心してる」「着目するのそこじゃないですから」「そんな最近のでもないんだけど」と全方位から突っ込まれてしまったのがキッカケだったような気がする。


ちなみに、蒲田屋が機種変更したのは 2007年5月のこと。
それまでずっと mova だったところからも、携帯にあまり興味がなかったことがわかろうというもの。


その後、ネットでちょっと調べたりしてみたが、今使っている機種はあまり、というかかなり評判がよろしくない。
ついでに、搭載されている日本語変換システムがワープロ「書院」に由来する「ケータイShoin」だということが偶然わかって驚いた。
メール入力時の使いにくさと予測変換のトンデモ候補っぷりに、常々おかしいと思っていたが、そういうことか。
ていうか、ATOK が独占的だと思ってたけど、他社携帯も含め、意外とそうでもないとは知らなかった。
なんかずいぶんマニアックなところに着目しているような気もするが。
マイナーな日本語変換システムが生き残っているという部分は興味深いけれど。


そんなこんなで、この使いにくさは機種依存らしいことがわかったので、前回の機種変更から 2年経ってることだし、もうちょっとサクサク動く携帯に乗り替えるかー、と思ったが、値段を見てびっくり。
安くても 5万円台だし、標準クラスぐらいでも 7万近くする。
なんだこれ、こんなに高い物になってたのか、携帯。


蒲田屋が今年の初めに買った パソコンだってそんなにしなかったんだけど。
Core 2 Duo で結構な性能のマシンなのに。
携帯って高級デジタル機器なんだなぁ。
その割にパソコンより不便だと思うのは蒲田屋だけだろうか。
まあ、使い方というか生活スタイルなんだろうけど。


どうやら、11月に新モデルが出るようなウワサもあるので、しばらく様子見しようかとは思うものの、やっぱりこの使いにくさはそろそろガマンできないので、今年中にはなんとかしたいと思う。
他にもリプレースしたい電子機器はたくさんあるんだけどなー。参ったな。


新モデル後の型落ち価格を狙うべきだろうか。
とりあえず、使っててストレスがたまらないで、新機種・新機能にこだわらなければ長く使える物を選びたい。
ちなみに、SO206 は 6年以上使っていた。