夏の季語

その性能を活かし、主に業務用として活躍中の Vistaマシン。
以前、頻繁にフリーズするのは熱が理由だと突き止めるのにずいぶん時間がかかった。


このところの休業で、このマシンもしばらく使っていなかったが、先日から再稼働。
と思いきや、またもや激烈に不調。
なんだなんだ、どいつもこいつも蒲田屋の持ち物は持ち主のコンディションとリンクするのか、と不満になりつつ、なんとかしないと作業できないのでトラブルシューティング


前回、風通しのいい場所に設置し直して、真正面にデスクファンまで置いてやったんだから、もう熱ってことはないだろう。
でもそれって、もっと面倒な原因ってことだよな。
復旧に手間かかったらどうしよう……。


と、ハマること数時間。
USB まわりが怪しいとか LANケーブル抜くと起動しやすいようなとか、メモリエラーが出るのは増設メモリのせいだろうかとか、無線のマウスがダメなのかとか、結構あれこれ試しつつも原因は絞り込めず。
しかし、筐体を開けっぱなしで電源を投入していて、内部がかなり熱くなっていることに気付いた。


えー、やっぱり熱なのかよぅ。


試しに、付属のスタンドを付けて縦置きにしてやったら、今までのことがウソのように快調に。
もちろんデスクファンで風は送り続けている。
そこまでしないとダメなのか。
光学ドライブのトレイが使いにくい方向へ開く形になって不便だぞ。


今まで、それこそ小学生の頃から「コンピュータは熱に弱い」というのは知識では知ってはいたが、実際にここまで弱さを見せつけられたことはなかったので、かなり衝撃的。
サーバールームとか、割と伊達で冷やしてる感があったりなかったりしてたけど、ブレードみたいな密度の高いマシンは確かに熱ヤバいかもなぁ、と改めて思った。
今回は、静音性やコンパクトさを重視した機種選択だったからやむを得ないとは思うけど、いや、なんというか勉強になった。


こういうのも季節感なのだろうか。
  使い手の 意気を知りてか 熱暴走