摂取 − 消費 = 増加

最近、バナナダイエットなんてのが流行ってるらしいことは、なんとなくは知っていた。
どんなものかは知らなかったけど。


でも、そういうのって結局は偏った食生活になるんじゃないの、と思っていたら、身内で真剣にチャレンジしてる人がいた。うーん。


まあ、朝食をバナナにすることで結果として全体の食事の量が減少する、というタイプの減量法だろうから、それはそれで効果はあると思う。
でもきっと、「朝食にバナナを食べる」ことに意味があると思っちゃう人がいて、その分昼食をいっぱい食べちゃったり、間食しちゃったりする人もいるような気が。


しかも、今までしっかり朝食を取ってた人には効果があるかもしれないけど、朝食は簡素だったり取らなかったりしてた人には、結果的に食事量が増えることにもなるんじゃないかと。


あと、お気楽な減量法に突っ込むときの蒲田屋の決まり文句、「そんなに簡単なら世の中に肥満で悩む人はもっと少ないよね」というのがやっぱり当てはまる気がする。
メタボ検診の後、「あなたメタボね。明日から朝食はバナナだけで」と言えば OK なわけだし。


個人的には、そんなのよりはレコーディングなんとかとか、踊ってどうとかっていう方がよっぽど理に適ってて効果的だと思う。その分、続けるのが大変だけど。
減量行為そのものがストレスになるのは、それはそれであまりいいことではないと思うんだけど、そういう研究をしてる人はいないのだろうか。
それよりも肥満による肉体的な害の方が大きいということなんだろうけども。


ちなみに、蒲田屋の経験的には、減量しててもしてなくても、頻繁に体重と体脂肪率ぐらいは計測して、記録しておくのがお勧め。
減り始めたときの喜びが継続の動機になりますです。