4Dポケット

実は蒲田屋、絵に描いたような「片付けられない男」だったりします。
机、床、タンス、棚、テレビ、ベッドなど、部屋中のあらゆるところに物が積み上げられていて、微妙なバランスでなんとか維持されています。


本当に微妙なバランスなので、ちょっと大きい地震が来ると、その度に部屋のどこかで雪崩の被害が発生します。
CD(ケース)みたいな割れ物が落ちると悲惨です。
しかも、タンスの上にあるコンポのさらに上に山積み、という、蒲田屋の身長より高い位置からの落下なので、それはもう。


……壊れ物をそんなとこに置くなよ。


それはさておき。
机に座って手の届く範囲にも、当然いろいろな「山脈」があるわけです。
その 1つに、(机の上のペン立てとは別に)黒いボールペンと赤いボールペンを並べて置いていたんです。
ペン立てが机の奥まった位置に埋もれてしまって使いにくいからなんですけど。


昨日、帰宅後、酔いのせいか、普段はそんなことないのに、うっかりその山に引っかかってしまって、赤ペンが谷へ転落する事故が発生しました。
普段、PC でメモを取ることも多いですが、ディスプレイの周りに付箋紙を貼りまくるスタイルの人*1なので、赤ペンは結構大事なアイテムです。*2


慌てて山をかき分けて捜索しましたが、発見できず。
一晩おいて、今日も捜索しましたが同じく。


ああ、これはあれです。
次元の狭間へ入ってしまったに違いありません。


まぁ、蒲田屋の部屋では珍しいことではありません。
年に 1回あるかないかぐらいですが、時々発生する現象です。


異次元を漂う赤ペン。
あなたの部屋で、見覚えのない赤ペンが見つかったら、それは蒲田屋のです。

*1:ちなみに、パソコンのデスクトップに付箋を貼るソフトも併用

*2:意外と、手で字を書くの好きなんです。