実は蒲田屋も未読

昨日の記事のタイトル「813の謎」。
記事の内容と全然関係ないじゃんとか、そもそも意味わかんないよとか思われた方がいるかもしれません。


元ネタは推理小説813の謎*1です。
ルパンですね。三世じゃない方の。


このタイトルについて、小学生時代(転校する前、練馬の小学校時代)、友達とこんなやり取りがありました。
青字:友人 F谷君
黒字:蒲田屋

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「『813の謎』の謎が解けたぞ!」
「ほほぅ、してそれはどんな?」
「駐車場だ!」
「は?」
「駐車場が事件を解決するカギだ」
「だから何でよ?」
「いいか、まず 13 はトランプでキングだ」
「まぁそうだな」
「そして、その前に 8 だ」
「だから?」
「キングの前にパーでパーキング、すなわち駐車場だ!」
「おぉ! それは斬新な解釈だ! 思いつかなかった!」
「ふふふ、残念だったな明智君」
「いやちょっと待て」
「えー」
「これ海外作品なんだけど」
「何か問題が?」
「キングはともかく、パーはねぇだろパーは」
「いいじゃん堅いこと言うなよ」
「そもそも 813 が駐車場だとどう謎が解けるんだ?」
「知らん」
「何でよ」
「読んでないもん」
「読んでないのかよ!」


……とまぁ、こんなようなことがありまして(大幅に脚色)。


この男のせいで、蒲田屋の頭の中で、駐車場と言えば 813。813 と言えば駐車場、というおかしなリレーションが確立してしまいました。
彼は非常に頭が良くて成績優秀な上、写実的な絵が抜群に上手い天才型でしたが、いつもこういう微妙なギャグを飛ばす面白いヤツでした。


今にして思えば、蒲田屋のどこかズレた笑いのセンスは彼の影響を多分に受けているような気がします。
そうか、お前のせいかー!

*1:恐らく昔の邦題。最近では原題通り「813」だけのことが多いらしい。ちなみに、「はちいちさん」ではなく「はっぴゃくじゅうさん」らしい。