第114回 天下一簿記検定

たまには金勘定ネタ書こうかな。
一応、ブログのタイトルにしちゃってるし (^^;


昨日は日商簿記検定の試験でした*1
蒲田屋は受験してませんが (^^ゞ
まぁ、ちょっと故あって、毎回意識しないといけないイベントなんです。


とはいえ、別に関係者でも指導者でもなんでもないので、どんな問題だったかも知りません。
でも、受験者の感想によると、3、2級は結構簡単な問題ばかりだったようです。
工業簿記で仕訳問題という、意表を突いた問題もありましたが。
きっと、合格率は高いでしょう。


一方、1級は誰もが非難する無茶な問題ばかりだったようです。
受験者の感想によると、工業簿記・原価計算(工原)は普通っぽいので、そっちはいいとして、商業簿記会計学(商会)の出題が嫌らしすぎたみたいですね。


1級は足切り*2があるから、1つ悪問が出るだけで大変な影響があるのに、商会どっちもひどかったようなので、もうブーイングの嵐。


1級は、得点調整が行われて、どんな難度の回でも合格率は常に 10%前後、というのは公然の秘密ですが、今回に至っては、どんな得点調整しても 10%に持って行けないのでは? という意見まで出る始末。


てか、そもそも 1級の難しさは理不尽なんですけど*3
2級と 1級の差があまりにも激しすぎるので、英検みたいに、準1級とか作るべきだと思うんだけどなぁ。


来年度から(6月の試験から)会社法関連の出題区分の改定が適用されるので、2月に試験のない 1級は、従来の出題区分での試験は今回が最後。
きっと、最後にドカンと一発かましてやろうとか思っちゃったんじゃないでしょうか。試験委員が。


まぁ、一般的には、11月の 1級は、税理士や会計士試験の受験生が腕試しで受験するから競争率が高く問題が難しい傾向がある、とか言われているので、その影響もあるのかもしれませんが。


蒲田屋自身は、2級までしか持ってません。
今回は都合により受験しませんでしたが、6月の 1級は受けます。
会社法関連の知識を覚える、だけじゃなくて、今までの知識の修正も必要なのが面倒ですが、今回が派手に難しかった分、次回は易しいといいなぁ、とか勝手に期待してます (^^;


てなわけで、遅くとも来年 1月からは受験モードになるので、ブログの更新頻度はかなり落ちると思われます。
実は、最近になっていろいろゲームネタをまとめて書いてるのは、今年中に出し切っちゃおうという魂胆もあったりして。

*1:「御利益」ネタはその影響。

*2:合格基準に、「1科目ごとの得点は 40%以上」という条件がある。具体的には、どの科目も最低 10点取らないと合計点が何点であっても不合格。

*3:長年商業高校で簿記を教えている方曰く、「努力の 3級、実力の 2級、運の 1級」だそうである。激しく同意。合格不合格にかかわらず、受験経験者は口を揃えて「努力の報われない試験」と呼ぶ。